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逆立ち

逆立ち

 

ヘーゲルではないが、

生の世界が存在するならば、

その逆立ちした超感覚的世界、

つまり、死の世界が生の世界に同居してゐなくちゃならない事を

嫌と言ふほどに知る今日この頃なのである。

お前がもうすぐ死の床に就く段になり、

ヘーゲル曰く、Image(イメージ)出来ず、Imageする事を禁じた逆立ちした超感覚的世界は、

生に対しては死をそれに対することに相成るが、

例へば生力と言ふ言葉があるとして

生力が衰滅すると死力が思はず此岸に顔を出し始め、

やがて死が存在を蔽ひ尽くすと言ふ時の流れに、

不生不滅なるものがあるとしたならば、

それはやはり、魂魄といふものに違ひなく、

存在の死後、此の大地を彷徨する魂魄は、

小さな小さな小さな発光する水晶玉の如きものかもしれず、

仮にさうだとするならば、

死す瞬間、生力は赤色巨星が爆発して死滅する如く、

四方八方へと生力は解き放たれて、

その残滓がおれの視界に囚はれるのさ。

そして、それはくるくるとおれの視界の縁を経巡り、

それは終の棲家としておれの脳と言ふ構造をした頭蓋内の闇たる五蘊場に棲み着いて

片時もおれから離れることはなく、

おれとお前の魂魄は輪舞曲に合わせて輪舞を舞ひながら

楽しき時を過ごすとしても、

やはり、死は惜別の情を湧き起こし、

落涙せずにはをれず。

その雫の一つ一つは、

お前の魂魄と共振し、

生が死へと相転移する事で

お前は逆立ちした超感覚的世界へと移り棲み、

おれの生力を喰らってはおれの無様な生を

高みの見物と決め込んで、

死を生き永らへるのだ。

 

ちょっ、此処に一つの統一の形が確かにあるなんだぜ、お前よ。

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