未来永劫の《吾》

思索に耽る苦行の軌跡

未来永劫の《吾》

2016年6月7日 思索、詩、アフォリズム 0

未来永劫の《吾》

 

其処は何の変哲もない《日常》の《世界》でしかなかった。

唯一つ、違ってゐたのは《吾》と《異形の吾》がはっきりと分離してゐた事だった。

それが地獄の全てであったのだ。

 

最早《吾》は進退谷まったのだ。

何処にも逃げ道はなく、《吾》は只管《吾》であることを強ひられし。

 

――嗚呼、《吾》が何をしたぞ。

――ふっ、《存在》してしまったことが運の尽きだ。

 

さう言ふと《異形の吾》は昇天し、《吾》のみが何にもない地獄に未来永劫に残されし。

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