月別: 2016年9月

思索に耽る苦行の軌跡

今日は草臥れた

今日は草臥れた   何だかな、 今日はとっても草臥れた。 何にも考へたくもないのだが、 つらつらと草臥れた頭蓋内の闇には 意味不明な表象がぶつ切りに浮かんでくる。 それを一いち追ふ力もなく、 草臥れちまったおれは 唯、眠…
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2016年9月25日 0

ホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ

ホモ・サピエンスはホモ・サピエンスを嫌ふ   何故なのだらうか。 ホモ・サピエンスは自身がホモ・サピエンスであることに堪へられぬのだ。 完璧ならざることがその因なのか、 それともそいつは自身が没入できるものを結局見出せず…
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2016年9月22日 0

自然は自然において衰滅する

自然は自然において衰滅する   自然は自然において衰滅する。 とはいへ、それは生物が存在できぬ環境が現出するだけで、 自然にとって痛くも痒くもない。   そこで、視点を永劫の相に移してみると 自然も衰滅すること…
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2016年9月19日 0

幽玄といふ空虚

幽玄といふ空虚   いざ、彷徨ひける薄闇の中の幽玄なる空虚な世界は、 嫌におれの心をざわつかせ、さうして薄明の中に見ゆるは幻か。 一片の落葉がゆるりと落ちて、その落つる幽かな音が増幅されては しじまに波紋が生れたり。さう…
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2016年9月18日 0

滅亡を憧れる

滅亡を憧れる   正直に生きたければ、滅亡するのが一番だらう。 自他の齟齬に悩むのは当然として、 その中で自我を通すのであれば、己が滅亡することに正統な筋がある。 他に対しては自我と呼ばれる類ひは、全て滅亡するに限る。 …
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2016年9月17日 0

潰滅 二

潰滅 二   潰滅する自己の辛酸を嘗めたときの哀しみを知ってゐるかい。 それはもう自分では何ともし難い事態であり、 唯、成り行きを見守るしかないのさ。 一度潰滅をはじめた自己はもう元には戻せずに、 潰滅してゆくに任せるし…
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2016年9月12日 0

浮沈

浮沈   例へば意識といふものを氷山の如きものとして喩へるのは、 完全に間違ってゐる筈だ。 氷山の水面の上に出てゐる二割ほどのものが意識で、 水面下にある八割ほどのものが無意識といふ喩へは、 完全には破綻してゐるのだ。 …
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2016年9月11日 0

果たして時は失せるものなのか

果たして時は失せるものなのか   絶えず現在に留め置かれる現存在は、 果たして絶えず現在といふ時を失って、 全てが過去のものへと変節するといふ先入見から脱出できるのであらうか。 さう、過ぎしき過去といふ時間認識は、明らか…
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2016年9月5日 0

傷痕

傷痕   何時火傷したのだらうか。 目覚めてみると右手に大きな水ぶくれした傷痕があったのだ。 おれはよくパイプ煙草を持ちながら寝てしまふ愚行を繰り返してゐるのだが、 此の傷に全く気づかずに寝てゐたことから、 火事で焼け死…
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2016年9月4日 0
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