弾劾せざるを得ぬ吾に対して

弾劾せざるを得ぬ吾に対して   それは哀れみだったのか。 吾を弾劾せざるを得ぬおれは、 吾に対する哀れみを抱いて、 吾を徹底的に、そして執拗に弾劾出来ると言ふのか。 それは偽りの茶番劇でしかないのではないのかと言ふ疑念を […]

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兆し

兆し   朝日が昇る中、 西の空を見ると白色化した月が茫洋と沈み行く。 唯、それだけだけのことなのに とてももの悲しいのだ。 冷え込んだ真冬の朝のありふれた日常なのに、 ぼんやりともの悲しいのだ。 これは何かの兆しなのか […]

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異端

異端   時代を切り拓くのは何時も異端者である。 こんなことは今更言はずとも誰もが解ってゐることと思ふが、 それでも敢へてさう叫ばずば、 日常は常に反復の繰り返しであり、 其処には日常に波風を立てる差異は見られぬ日常が続 […]

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神消ゆ

神消ゆ   薄ら寒い冬空の黒雲を見上げながら これまで透明だった神は 何時しか内部崩壊を始めてゐたせいで、 その腐り行く醜態を晒してゐた。 それは神にとっては恥辱ではあっても、 それは神が永眠するためには必要不可欠のこと […]

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憂鬱

憂鬱   憂鬱な日日は 紺碧な空から零れ落ちさうな 苦苦しき神の涙を飲み干す如くに のっぴきならぬ苦悩に打ちひしがれて 打ちのめされるのであったが、 とはいへ、神の頬にびんたを食らはせようと 藻掻き苦しむ喜劇的な存在でも […]

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